「川崎フットボールアディクト」

【レポート】一次合宿総括・走りの質の向上への取り組み(2/2)

■練習メニューの変化

4-3−3を武器にするために必要な変化として練習の強度が上げられる。たとえば谷口彰悟は「強度が上がってきていることは感じてます。試合でももっと迫力のあるスプリントだったり人を追い越す、飛び出ていく。そういうものをやっていきたいというのがトレーニングの中から見えるというか」と発言。その他の選手たちの口からも強度の高さについては証言が出ていた。

では実際に練習はどうなったのか。篠田洋介フィジカルコーチは次のように説明してくれた。

「強度というか、スプリントとかが多くなるので、そう感じているのかもしれません」

もちろん極端に増やしているわけではない。

「走ってる距離は基本的にはそんなに変わらないですが、多少スプリントとか高強度というのは増えています。極端に1.5倍とか2倍だということはないですが、選手層も若くなったということで、トータル的に見てスプリント量とか高強度のパーセンテージは、少し上がってるとは思います」

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