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「川崎フットボールアディクト」

【#オフログ】西部洋平、鄭大世のあいさつ

試合後、おかしなタイミングで聞こえてくるGゾーンの歓声に双眼鏡を向けてみた。途中交代出場の鄭大世に加え西部洋平の姿がそこにはあった。

試合後、西部にその訳を尋ねた。

「次、いつ行けるかわからないので。負けましたが、行こうということで行きました」と話し始めた西部は、外見とはギャップのある優しい語り口で「久しぶりでしたが声を掛けてもらえて涙が出そうでした。移籍してからははじめてあいさつに行きましたが、あいさつできてよかったです」と振り返った。

共にあいさつに行ったテセも、次の等々力があるかどうかがわからないことを理由にしていた。

「次、ケガかメンバー外かで来れなかったらあいさつする機会がないから」と話すテセは、それでも試合前には試合内容や結果次第だと思っていたと話す。

「試合前にぼくが(西部に対し)試合内容で、結果を見てから決めますって言ったんですが。そう考えると行ける結果ではなかったんですが、でもあいさつはしておかないといけないなと思って」

あいさつしたいと思ったのはテセにとってフロンターレが「生まれたところみたいな」クラブだったからだ。そして、西部が「泣きそうになった」と表現する歓声を共に受け「ああやって反応してくれるのは嬉しいですね。ここでの功績を称えてもらえたというか」と話す。また途中交代出場時にもらったフロンターレサポーターからの歓声に感謝しつつ、清水でも同じように盛り上がってもらえていて嬉しいと話していた。

「(途中交代時の歓声については)そういうのは嬉しいですね。清水でもだいぶそういう感じなんですよ。途中から出た時にすごく盛り上がってくれるんです。川崎でもそうやってくれるのはありがたいです。自分の中では一番結果を残せたチームなので。幸せな気分で試合をしていました」

彼らにとって、次の等々力の確証がない、と話すところに時間の経過を感じるが、フロンターレで一時代を築いた選手に対するサポーターからの敬意は清々しいものだった。

(取材・文/江藤高志)

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