「川崎フットボールアディクト」

谷口彰悟「こういう事態がいち早く収束してくれることがベスト」/練習再開を受けて【麻生レポート】

2月29日に練習が再開された。この件について谷口彰悟に聞いた。

再開初日の練習を振り返り、谷口は「試合がなくなるという発表があってからうちは比較的すぐに休みになって。一回リフレッシュしてという形で今日また始まりましたが、ほんとに初日にしてはポジティブなトレーニングに。非常にしまったトレーニングができたかなと思っています」と発言。

試合日程の変更などについては「不思議な感じはありますね。ポカっと開いてしまった感はあります」としつつも「国というか、世界的なものですし、そこにぼくらの力でどうこうできるものではないので。そこは従うところはしっかり従って、こういう事態がいち早く収束してくれることがベストですし、そのためには協力するという判断をJリーグがしたならそれに従うしかない」と話していた。

ただ、公式戦を2試合戦えたことでチームには評価の基準ができたわけで、その基準を元に公式戦再開までの期間を使いたいと述べていた。

「この期間をどれだけ大事にできるのかというのは再開後の結果に左右されると思っているので。本当にこの期間をどれだけチームとしてチャンスと捉えてやれるのか。そういう空気感というか、そういう雰囲気作りはやっていきたい」

沖縄合宿中から継続中のファンサービスの中止に加え、2月29日からは練習見学も中止になったが、この件については「ぼくらも人が居ないとやっぱちょっと雰囲気は違います」としつつ「サポーターの方もグランドに来て応援するのが楽しみな人がいらっしゃるし、そういう人たちにも自粛というか、ガマンしてもらってますが、これもすべて早く事態が収束するためのもの」と指摘。「また等々力とかの満員のサポーター、お客さんの前でまたサッカーしたいです」と話すと「無観客とかにならないようにJリーグの方も取り組んでいるだろうし、また等々力でみんなで戦えることを願いながら。それまでもう少しガマンしてもらって。お互いですが、ガマンしながら、という感じですけどね」と述べていた。

(取材・文・写真/江藤高志)

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