シャレン!アウォーズ●Jリーグチェアマン特別賞受賞【ニュース】
※タイトル画像のスクリーンショットは、社会連携本部の鈴木順本部長
フロンターレが昨季行った、発達障害児向けの観戦会とサッカー教室がJリーグから表彰された。
「サッカー&ユニバーサルツーリズム」として行われた一連のイベントは、7月27日の大分戦とその翌日のサッカー教室として実施。特に等々力での大分戦では、等々力の一室を音や光などの刺激を低減できるセンサリールームに変更。感覚過敏の子どもたちにサッカーの楽しさを体験してもらっている。
この「サッカー&ユニバーサルツーリズム」は、「シャレン!アウォーズ」の「Jリーグチェアマン特別賞受賞」を受賞した。
なお、唐突に出てきた「シャレン!」とはなんだ、という声があるかと思うので、ここで簡単に紹介したい。
シャレン!とは、Jリーグ所属(現在は56クラブ)の各クラブが行ってきたホームタウン・社会連携活動の略称。シャレン!については昨シーズンの累計が25,000回を超える規模になっている。これらのシャレン!を年間表彰しようというのがシャレン!アウォーズの趣旨。各クラブが行ってきた活動をエントリーし、Jリーグ側が選考した。
シャレン!アウォーズについては今季が初めての開催。Jの持つ価値を発揮した活動について以下の通り各賞を決定している。
●ソーシャルチャレンジャー賞
大宮「手話応援デー」
FC東京「少年院の少年たちの社会復帰サポート活動」
●パブリック賞
徳島「ヴォルティスコンディショニングプログラム(SIB)」
●メディア賞
鳥取「芝生で地域課題解決!「しばふる」で街も人も笑顔に!」
●Jリーグチェアマン特別賞
川崎「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」
以上の活動の詳細については以下のページで発表されるとのことだ。
(文・写真/江藤高志)