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「当面は無観客で開催してもらいたい」東北医科薬科大学の賀来満夫先生・第8回「新型コロナウイルス対策連絡会議」【ニュース】

日本野球機構(NPB)、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)による第8回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が5月22日に開催された。この連絡会議後のWeb会見を取材させてもらった。

■「当面は無観客で」
説明に立たれたのは東北医科薬科大学の賀来満夫先生。その賀来先生の説明の中で最も重要なのが「当面は無観客で開催してもらいたい」という言葉。

これは今回NPB、Jリーグに対し提示された「新型コロナウイルス感染症対策に関しての提言、バージョン2」の中に新たに書き加えられたものだという。

この点について村井満チェアマンは「無観客は最後の手段だとは言ってきたが、今回の提言を受け止めて、Jの中で1週間で再開に向けて方向感を示したいが、手段の一つとして無観客は受け入れたい」としている。

なお、試合開催に関しては、再流行などの状況になった場合は、試合延期も視野に入れてほしいとの説明もあった。

■提言に新たに加わった内容など
以下、「新型コロナウイルス感染症対策に関しての提言、バージョン2」についての説明の中で、気になったものを列挙していく。

説明の冒頭、賀来先生は現在の感染状況を示しつつ、何よりも試合開催によって関係者、観戦者が感染クラスタになってはならないということ。その前提の上に、スポーツ文化を守るためにどうすべきかという観点の元「開催にあたり選手の負担を可能な限り低減する」必要があるとの立場を述べられていた。試合を開催する時期については専門家グループから明確に示すことはできないが、現在までに知られてきた新型コロナウイルスに対する知見などを元に、ガイドライン、マニュアルを改訂。それに従ってもらいたいとのこと。

試合開催にあたっては、地域との自治体との連携の大事さ。また選手の負担の大きさを踏まえ、日程の調整や移動のリスクを低減してもらいたいとのこと。

選手に対しては、移動時などのマスクの着用、手洗いの励行などで、国民の模範として振る舞うことも期待されていた。

試合開催に向けては、チーム関係者を含めた検査の必要性にも言及。今後の医療の状況を見つつ、検査体制の充実などがあれば今後、検討していくとの表現が盛り込まれたとのこと。試合前の検査を義務化したところまでは書き込んでいないが、前向きな提言になっている。

なお、現在検体の採取については鼻腔で行っているが、唾液によるPCR検査が実用段階に来ているとのこと。唾液での検査が国に認可されれば時間と負担はかなり短縮されるという。なお、抗原検査によってスクリーニングし、引っかかった選手にPCR検査を実施するというやり方が現実的かも、という話も。

検査について村井チェアマンは「スポーツを守るために望ましいという意見を頂いたので、医療関係者、各方面と協議して実現に向けて協議したい」と前向きだった。

試合開催により、観客に感染者が出た場合のトレーシング(追跡調査)についてはプライバシーなどの観点で現状難しいとの認識がある一方、チケットの販売方法やメールアドレスを登録し、観客に感染者が出た場合に、その周辺の観客に対しメールで注意喚起情報を送る方法などを検討しているようだ。

なお、濃厚接触の定義についてだが、WHOやCDCなどの最新の見解によると、1メートル以内に、15分以上マスクを付けずに一緒にいるのがリスクになるとのことだった。

(取材・構成・写真/江藤高志)

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