「川崎フットボールアディクト」

6月4日はミニゲームなどを実施。レアンドロ・ダミアンと大島僚太が取材対応【麻生レポート】

6月4日の午前練習が報道陣に公開された。また練習後にレアンドロ・ダミアンと大島僚太の2選手がWeb取材に応じた。

2日の練習再開初日と同様、報道陣はピッチレベルには降りず。サポーター用観客席からの取材となった。非公開だった3日の練習が2部練習だったようで、選手たちは疲労をためた中での練習のようだったが、笑顔と声の出る練習になっていた。

練習の中で目新しさを感じたのがフォーメーション練習とミニゲーム。リーグ戦再開が1ヶ月後に控えることを考えると、ゆっくりしていられないのは間違いない。この時点で試合形式をこなせるコンディションについては、6月2日に始まった全体練習開始前にもグループでの練習は行われておりそこまで極端に状態が落ちているわけではない、ということもその背景にはあるのだろう。

全体練習後、鬼木達監督は選手間で声が出始めてきたことを評価。フロンターレのサッカーを「そうやって磨いてきた」と述べつつ、練習の中で話し合うことの大事さを選手たちに問いかけていた。

ミニゲームで4−3−3の最前線の中央に入るレアンドロ・ダミアンは、試合形式の練習ができたことについて「今日はすごく全体的にいい練習ができたんじゃないかなと思います」と述べる。

「この長い期間、練習をしていなかった中で、今日あれくらいできるというのは素晴らしいことじゃないかなと思っています」と手応えを感じた様子。これからも「技術を高めていきながらここからいい準備ができていければいいなと思っています」と話していた。

ただ、さすがに自粛期間の長さは多少なりとも影響があったようで「まずはフィジカル面を戻さないといけないと思います。長い期間、満足な練習ができてなかったので。自分の力を発揮するためには練習しないといけないと思います」と自戒。ただ「まだ30日くらいあるので、ここまでも日々すごく良くなってきているので、これから先またその時間をしっかり有効活用して、再開に向けて準備していきたいと思いますし、今季の頭のように良い準備で入っていけるんじゃないかなと思います」とここからの仕上がりについて前向きだった。


ダミアンに続いて取材に応じた大島僚太は「コンディションで体の部分は2ヶ月間、ある程度は取り組みができたのかなということで、悪くない印象はある」としつつ「ゲーム形式になるとまだ頭の中とか、去年からフロンターレとしてやろうとしているサッカーが変わっているので、そこの整理の部分が少し追いつかないと思います」と改善の必要性を口にしていた。

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