「川崎フットボールアディクト」

登里享平「すごく選手に歩み寄ってくれている」コロナ禍でのJリーグの対応について【#オフログ】

日本プロサッカー選手会副会長の登里享平が、コロナ禍でのJリーグ側の対応に感謝した。

ノボリは「Jリーグの方もそうですし、選手会の理事同士も、(選手会の)事務局も含めて、リモートですが、話す機会が多くて、そういうところでどう改善していったら良いのかのを本当に密に意見交換」できたのだと話す。

Jリーグには1400人から1500人の選手が所属するが、選手会としてそうした選手たちの不安を意見集約し、それをJリーグサイドと共有してきたと話す。

そうしたやりとりを通して「本当に改めてJリーグの人たちはすごくファンも、選手、クラブにすごく歩み寄ってくれているなという印象があったので。これからも一緒に歩んでいけたらなと感じました」と話していた。

リーグ戦再開を模索する期間中に、Web取材に応じてきた村井満チェアマンは意見を聞くべき立場の人たちの一つとして選手会の名前を口にしていたが、実際に気持ちの通じる意見交換ができていたということだろう。

ちなみに選手会側からの要望としてはPCR検査に加え、活動レベルにばらつきがあったということで「それぞれの地域ごとで活動しているクラブもあれば活動できてないクラブもある中で、準備期間の中で選手目線ですごく意見させてもらった」とのこと。Jリーグサイドは「そういう意見もすごく聞いてくださって。すごく選手に歩み寄ってくれているので、良かったなと思います」と感謝していた。

これらのやり取りがあって、今週末からJ2、J3が再開、開幕するところまでこぎつけたことになる。

この点についてノボリは「日本全体のことでしたし、難しい状況でしたが、常に最善の策を難しい中で常に考えてくださっていたので。そこら辺は満足しているところはあります」とも述べていた。

立場が違えば意見は当然異なってくるが、そうした状況の中、選手会とJリーグがいい関係にあったことが伺えるやり取りだった。

(取材・文・写真/江藤高志)

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