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「川崎フットボールアディクト」

代理人に聞く「交渉の難しさを実感したほうがいいのかなと思っています」【不定期連載】2/2

代理人Xさんへのインタビューの第2回目。代理人業の中身にさらに迫ります。

――動かしたらお金が入ってくるんでしょうけど、そればかりではないわけですね。
「それは良くいわれていることなのですが、根本的に皆さんの理解が少し違います(笑)。Jリーグでは選手を動かしても(移籍させても)、代理人には追加でお金は入って来ません。仲介人手数料とは、契約選手の年俸の何パーセントが入ってくる、というルールなので、移籍しようがしまいが関係ない。ただ、移籍によってステップアップできれば、年俸は上がるので、手数料も増える。そのメリットはもちろんありますし、あの代理人は選手の希望に沿って選手を動かせる、というアピールにもなります。その評判のために選手をバンバン動かす代理人も居ますが、それが目的になってしまうと、選手ファーストではないですよね。例えば、川崎フロンターレは今、日本でも平均年俸がトップ3に入るレベルにあって、給料がそれなりに高くもらえるので、選手はできる限り長くフロンターレでプレーするということを、ファーストオプションとして考えるべきだと思います」

――周りからのフロンターレの評価は非常に高いわけですか。
「Jでは確実に選手の人気トップ3に入ってます。サッカー的にもおもしろいし環境もいい。関東で東京にも近いので家族も喜ぶ。よい事ずくめなんです。でも今後は移籍で出て行く選手をどう引き留めるのかが、課題だと思います」

――今季も主軸選手が惜しまれながら移籍していきました。
「フロンターレは、能力は高いけど少し特徴のある選手が長く残れない傾向があるのかなと感じています。そういう意味で、ファミリークラブという傾向が強いのかもしれません。選手とコラボしたイベントも盛大にやりますし集客とか地域密着を考えるとよいことですが、全ての選手がそういうことを好きじゃないという事実もある。選手によってはファンサービスの大事さはわかっていながらも、もう少し孤独で居たい選手もいるかもしれない。そういう選手には居心地は悪いかもしれない。あとは、選手層が厚いのでフロンターレに来てもサブになってしまう場合は多い。だから本当に欲しい選手が取れているのかというと、取れてないかもしれない」

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