「川崎フットボールアディクト」

柏の堅守を家長昭博、ダミアンのCK2発で打ち砕く。入れ替え3選手の活躍などもあり、再開後3戦3勝で勝ち点は10に/J1 第4節 川崎vs柏【レポート】

J1 第4節
7月11日(土)(19:03KICKOFF/等々力/4,724人)
川崎 3 – 1 柏

■新しい応援スタイル
声を出せず、歌を歌えない観客は必然的に拍手を選ぶ。その拍手は、声にも勝る応援としてスタジアムを覆っていた。

フロンターレは有観客試合への移行に先立ち、現状での応援スタイルについて告知していた。

新しい応援スタイルへの移行のお願い【お知らせ】

これを見ると禁止事項の一つに「手拍子」が明記されているが、これは「拍手」とは違うとのこと。スタッフからの説明では、声援を誘導するような拍手が手拍子になるのだとのことだった。太鼓の代わりでなければ良いということのようだ。

声こそ出ないまでも、拍手による応援はそれはそれで心地良かった。フロンターレの強さとともに、シンプルな応援のリズムを楽しみながらの試合となった。

■選手を入れ替えて臨む試合
この柏戦でリーグ戦再開からの3連戦は終了。チームにはここで1週間の時間が与えられることになる。この柏戦を乗り切れば休息できると考えると、敵地でFC東京に快勝したメンバーは固定されるのだろうと思っていた。だから3選手が入れ替えられたスタメンには驚かされた。

試合後、鬼木達監督にこの入れ替えについて質問してみたが、鬼木監督の答えは以下のようなものだった。

「一つはコンディションのところもそうですが、そこのポジションで争っている選手たち、なかなか出番がなかった。そういう中でも好調をキープしていたので、思い切って使う決断ができた」

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