「川崎フットボールアディクト」

タフに戦う相手をどう攻略するか。7月負けなしで8月の連戦に臨みたい/J1 第7節 川崎vs湘南【プレビュー】

7月4日のリーグ戦再開から5戦5勝はフロンターレのみ。だからこそ、7月最後のこの湘南戦を勝利して7月負けなしで終わりたいところ。そんな試合に向けて、以下のポイントについて論じてみる。

ポイント1「攻守で魅せるサッカーを」
ポイント2「付け入るスキあり」

■ポイント1「攻守で魅せるサッカーを」
7月8日の多摩川クラシコの翌日。Webでの取材に応じた鬼木達監督は「1日でもはやく首位に立って、戦っていく。Jを引っ張る。その気持は変わらない」と発言していた。この言葉をプレビューで紹介した柏戦を3−1で勝利。その結果、首位に立ったフロンターレは横浜FC戦、仙台戦と連勝し、首位をキープしている。

再開後の5試合はここまで複数得点で5連勝中。まさに「Jを引っ張る」強さを示している現状について鬼木監督はどう思っているのか。

「首位に立ってJリーグを引っ張りたいというのは、その気持ちは変わらなくて。(その思いは)何かというと、こういう世の中の状況」が背景にあるという。さらには「一番は首位に立っているからこそ注目されて、なおかつJリーグを盛り上げられる。そのためにはもちろん勝つためにゴールは必要なんですが、やっぱり盛り上げるという意味では勝つこととゴールが一番直結してくることだと思う」のだと言葉を続ける。

要するに派手にゴールを取って勝ち続け、その結果として首位に立つことで世間の耳目を集める。それが少しでも世の中を明るくするニュースになれば、との思いがあるのだろう。

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