「川崎フットボールアディクト」

旗手怜央のプロ初ゴールが決勝点。大胆な選手選考とミスを突く強かさで先手を打ち、敵地で価値ある勝利/ルヴァン杯GS第2節 鹿島戦【レポート】

ルヴァン杯GS第2節
8月5日(水)(19:03KICKOFF/カシマ/2,591人)
鹿島 2 – 3 川崎

■旗手怜央、初ゴール
ドリブルとともに三笘薫の代名詞になりうる右足アウトのクロスがゴールを呼び込んだ。2−0で迎えた後半55分のことだった。

ファーサイドで待ち構えていたのは旗手怜央。プロ初ゴールに飢えていた旗手は、この日もいくつかの決定機を外していた。それまで外したどのシュートよりも難易度は高いように思えたが、三笘からのクロスに対し、しっかりと面を作ったサイドキックで枠に飛ばし、GK曽ヶ端準の体ごと押し込む形となった。

ようやく決まった初ゴールに小躍りする旗手は試合後のWeb取材に応じ「大学の時から知ってるボールだった」のだと三笘からのクロスについて次のように振り返っている。

「薫のアウトサイドで出すボールは大学の時から知ってるボールだったので。あの時点でファーに流れてくることは予測できてたので。その予測通りのゴールが来たので。あとは押し込むだけで」

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