「川崎フットボールアディクト」

三笘薫、大分の出鼻をくじく先制点。L・ダミアンの決定力とともにチームを勝利に導く/J1 第9節 川崎vs大分【レポート】

J1 第9節
8月8日(土)(19:03KICKOFF/等々力/4,735人)
川崎 2 – 0 大分

■大分のゲームプランを壊す先制点
連敗中の大分だからこそ、守備に力を入れてくるのは明白だった。

だからこそ、その大分の出鼻をくじく三笘薫の開始5分の先制点は大きかった。

意外にも、三笘はあのシュートを「キックミス」だったと明かす。狙い通りにミートしたわけではなかったが「ブラインドになってうまくGKが逆を付いてくれたので、入った形になった」のだと説明する。脇坂泰斗の「置いてくれた」ようなパスにより「うまくシュートモーションに入れたのが大きかったかなと思います」とユースの先輩に感謝していた。

キックミスであろうと何であろうと入れば1点だ。これが大分に大きくのしかかった。

大分の片野坂知宏監督は、試合後の会見の冒頭「川崎戦に向けて準備してきた事があった」のだと明かしているが「なかなかうまく行かず。本当にスコア以上に力の差を感じるゲームだった」との率直な感想を口にしている。

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