中村憲剛、自らの復帰戦を復帰ゴールで飾る。「もっている」選手の凄みを示す/J1 第13節 川崎vs清水【レポート】
J1 第13節
8月29日(土)(19:03KICKOFF/等々力/4,798人)
川崎 5 – 0 清水
■意外性のあるプレー
クラブからメンバーリストが発表されて、程なくして「中村憲剛」に関するキーワードがツイッターのトレンド入り。ベンチ入りの可能性が事前に報じられていたこともあり、サポーターからの期待値は高かった。
その中村憲剛がピッチに入ったのが後半77分のこと。小林悠とともにピッチ入りした憲剛は、フロンターレの3点目を決めた旗手怜央と交代。インサイドハーフのポジションに入ることとなった。
ファーストプレーで放ったシュートは小林を直撃するが「最初に一発打って、吹っ切れたというか。自分の中でもスイッチが入ったところがあった」と振り返る。
「アップした時にすごい、なんだろうな。今まで感じてたことがない…、緊張してたんですかね」と話す精神状態にあったとのことで、攻撃的な姿勢で試合に臨むべく気持ちを切り替えられたのだという。
その憲剛が85分に決めたループシュートは見事だったが、それ以前にこれぞ憲剛というプレーがあった。それが後半80分の場面。右サイドに展開したボールを、小林、大島僚太とともに組み立てたシーンだった。
(残り 3133文字/全文: 3636文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ