「川崎フットボールアディクト」

強気な姿勢こそがリスク管理の王道。攻撃陣復調中の横浜FMを封じたい/J1 第14節 横浜FMvs川崎【プレビュー】

齋藤学の1G2Aの活躍や宮代大聖のフロンターレでの初得点など、見るべきものが多かった神戸とのルヴァンカップから中2日。休む間もなく行われるリーグ戦の横浜FM戦に向け、以下の各点について論じてみた。

ポイント1「立て直しに成功」
ポイント2「強気な姿勢の重要性」
ポイント3「高いラインを維持できるか」

■ポイント1「立て直しに成功」
名古屋での今季初黒星は、チーム崩壊の危機をはらんでいたようだ。9月4日にweb取材に応じた谷口彰悟がその可能性に言及している。

谷口は10連勝について「連勝は続いてましたが、決して、完璧なゲーム内容でやってこれたかというとそうでもない」と述べると、敗戦によるチームの精神的な揺らぎについて明かしている。

「名古屋戦敗戦してしまって。敗戦したあとは色々なこと、今まで考えてこなかったようなことを、色々と考え出すと思うんですよ。負けたあとは。連敗したらどうしようとか、次の試合も点が取れなかったらどうしようかと」

だからこそ「内容は正直良くなかった」24節の神戸戦の意味が大きかったのだという。

「みんな踏ん張って最後追いついて、引き分けで終れたのは結果としては満足してないですが、でも非常に大きい勝ち点1だったなと、ぼく個人としては感じてます」

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