大久保嘉人に見る、ベテランの味わい方(J論)

「川崎フットボールアディクト」

田中碧が練習通りの崩しから先制点。後半開始直後の連続ゴールもあり、5−1で勝利/J1 第16節 川崎vs広島【レポート】

J1 第16節
9月13日(日)(18:33KICKOFF/等々力/4,770人)
川崎 5 – 1 広島

■練習どおりの先制点
田中碧の先制点は、練習の賜物だった。

前半14分。きっかけは、ジェジエウから旗手怜央に通ったクサビのパス。相手につつかれてコントロールを失いかけたが、前向きにスピードアップした山根視来がこれをフォローする。

その山根からパスを貰った田中は教科書どおりのワンツーパスで裏に抜け出してフィニッシュ。崩しまでの流れは11日の麻生で行っていたシュート練習そのものの形だった。監督の仕事は崩しの部分まで。フィニッシュは個人能力だとよく言われるが、そういう意味で鬼木達監督の仕事は完璧だった。

得点については、田中碧の個人能力が光った形。近いわけではない距離からのシュートだったが、パンチ力と精度を兼ね備えており、大迫敬介はニアを破られてしまう。あの位置に、あの弾道で鋭いシュートを放たれるとどんなGKでも防ぐのは難しい。称賛されて然るべき田中のファインゴールだった。

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