「川崎フットボールアディクト」

なりふり構わず試合を進め広島を完封。2-0の勝利で今季2度目の10連勝/J1 第22節 広島vs川崎【レポート】

J1 第22節
10月14日(水)(19:03KICKOFF/Eスタ/3,007人)
広島 0 – 2 川崎

■らしくない戦い
らしくないな、と感じていた。

前半、フロンターレがロングボールを多用しているように見えたからだ。ただ、そのロングボールからチャンスメイク。たとえば前半10分にはチョン・ソンリョンの目の醒めるような素晴らしいフィードボールからレアンドロ・ダミアンが抜け出してDF荒木隼人との1対1を制するが、佐々木翔のカバーが間に合いシュートにまでは行けず。

らしくはないが、悪くはなかったこの前半の戦いぶりについて鬼木達監督は狙い目だったとしてその意図を次のように説明している。

「(広島)対策というよりは、狙えるところだと考えました。それが自分たちらしさかというとわからないのですが、点を取るために必要なことだと考えました」

広島は引きこもることはせず、果敢に立ち向かってきた。5失点した16節の等々力での敗戦を糧にこの試合を迎えた広島に対し、フロンターレはらしくない一面を見せた。

(残り 1984文字/全文: 2419文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ