ロングボールありの鹿島をどう攻略するか。球際の激しさも含め、負けられない一戦だ/J1 第27節 鹿島vs川崎【プレビュー】
この鹿島戦での優勝決定はなくなったが、その後の3試合中に優勝が決まる可能性が出てきた。そんな連戦を札幌戦からの連敗ではスタートさせたくない。また、いざ連敗してしまうと連戦が故に気持ちを立て直すのも難しくなりそう。そういう意味でもこの鹿島戦の意味は大きい。
ポイント1「強い気持ちの相手」
ポイント2「ロングボール」
ポイント3「こだわり」
■ポイント1「強い気持ちの相手」
冒頭いきなり余談で始まってしまい恐縮なのだが、札幌戦の敗戦について。
札幌の選手たちがあの勝利をポジティブに受け止めていて、印象に残った。
まず試合直後。荒野拓馬は「あれだけ連勝してて、首位にいる川崎フロンターレにこういった試合が出来るっていうのは自分たちの自信にはなると思います」と発言。
石川直樹も後日、地元での取材にて「自信になる」というような発言を残しており、札幌にとってのフロンターレ戦の勝利の重みが伝わってきた。
首位をひた走るフロンターレに対してはどのチームも強い気持ちで臨んでいるというのは、札幌が続くFC東京戦を落としているということ。
ちなみにルヴァンカップ準決勝でフロンターレに勝利したFC東京はその直後のG大阪戦で敗戦しており、ともに燃え尽きたという言い方ができるのかもしれない。
なお、今季フロンターレに勝利したもう一つのクラブである名古屋も、フロンターレ戦後の13節の札幌戦では引き分けておりそういう意味で、フロンターレ戦は対戦した各チームにとってタフな試合となっている。
(残り 2924文字/全文: 3550文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ