「川崎フットボールアディクト」

家長昭博の男気ハットトリックも含め、5発大勝。2位G大阪を下し自力でリーグ制覇/J1 第29節 川崎vsG大阪【レポート】

J1 第29節
11月25日(水)(18:33KICKOFF/等々力/11,360人)
川崎 5 – 0 G大阪

■めぐり合わせ
今から15年前の2005年。J1に復帰した川崎フロンターレが、長かったシーズンの最後に見せつけられたのが、優勝というものが持つエネルギーだった。

6位につけていたフロンターレがホーム等々力に迎えたのは2位G大阪。自力優勝はなかったが、そんな2005年最終節はG大阪が逆転で初優勝。ホームで4点を叩き込まれた末のドラマに、G大阪サポーターがフィールドに飛び出して選手たちと喜び合う光景をただ見つめるしかなかった。

あの日、G大阪の選手として得点を決めた宮本恒靖が監督としてチームを率い、ベンチ外だった鬼木達監督率いるフロンターレがそのG大阪を迎え撃つ。当時を知る選手は中村憲剛と家長昭博の両選手のみとなった。

復帰戦でのループシュート以来、憲剛は常々等々力の神様に言及してきたが、この試合もそういう意味で等々力の神様が引き合わせてくれたカードだった。

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