「川崎フットボールアディクト」

自力優勝後、記録に挑戦する残り4試合の初戦。監督交代後調子を戻してきた清水と対戦/J1 第31節 清水vs川崎【プレビュー】

史上最速で優勝を決めたフロンターレは、残るリーグ戦4試合に向けてどのようなモチベーションで臨むのだろうか。以下の点についてまとめた。

ポイント1「記録への挑戦」
ポイント2「オーソドックスな戦い」

■ポイント1「記録への挑戦」
リーグ優勝という大きなイベントを消化したことで、心配されるのが気持ちがキレてしまっているのではないかということ。

その点について鬼木達監督は、優勝後の練習の様子から判断して問題はなさそうだ話す。

「何かまたチャレンジしようという気持ちが強いかなと思いますね」

鬼木監督は今季、メンタルケアに重点を置いてきたが、もう一度リーグ戦と向き合えている理由は、優勝後にまとまった休みを取らせてあげられたことも大きかったと話す。

「しっかり休みをちょっと取れたことと、そこでフレッシュな状態で気持ちも新たにっていう感じを、昨日今日ってのは見受けられるので」

もちろん鬼木監督のコントロールも巧みで、12月1日のミーティングでは、記録に挑戦できる権利を得たという話をしたのだという。守田英正が振り返る。

「今日(12月1日)の練習前のミーティングでもそこにチャレンジして行ける権利があると。僕たちが連勝記録を塗り替えていったように、この先続けて行ってると誰かが記録を塗り替える日が来るって言う話があったんですけど。それでも塗り替えさせない、それぐらい圧倒的な記録をみんなで作っていこうよって話があったんで。そのミーティングはすごく良かったというか、もう一度頑張ろうってなりました」

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