「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】 J1 第31節 清水vs川崎 山根視来の同点弾で、きわどく引き分け

■前半2失点。ボールは握れるが、効果的につながらず。
序盤からマイボールの時間を伸ばしたのはフロンターレだったが、必ずしも効果的な攻撃にはつながらず。コンパクトな清水の守備に崩しのパスを入れられなかった。

フロンターレとしては穴を作る作業を続けていたが、清水的には持たせていた、と言えるような展開に。

攻撃を焦る縦パスにミスが出ていた前半の11分にパスミスから逆襲を受けて失点。21分に田中碧がレアンドロ・ダミアンとの連携で同点ゴールを奪うが、40分のFK場面で、へナト・アウグストに勝ち越し点を決められてしまった。

攻撃時に少々ミスが目立つが、清水の守備も集中しておりやむを得ない部分もある。

負傷交代の登里享平の状態が気になるが、後半の反撃に期待したい。

■逆転までは至らず。
1点を追いつくべく後半開始から前に出るフロンターレだが、精度が上がらず。
50分にはクロスバーを叩かれる危ないシュートを西澤に打たれた。

ただ、ボール自体は握り続けており、じわじわと清水ゴールに迫った。

決まりそうで決まらない試合終盤の89分。エリア内の三笘薫と山根視来の連携で同点ゴールをねじ込むが、逆転ゴールは生まれず。点の取り合いの結果、2−2のドローで決着している。

(取材・文・写真/江藤高志)

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