「川崎フットボールアディクト」

鳥栖は開幕戦とは別のチームに。清水戦の課題をクリアできているのかがポイントに/J1 第32節 鳥栖vs川崎【プレビュー】

今季唯一勝てていない鳥栖との対戦を皮切りにリーグ戦はラスト3試合の3連戦がスタート。幸先よく勝利で勢いをつけたいところだ。

ポイント1「別物の鳥栖」
ポイント2「いかに前に運ぶのか」

■ポイント1「別物の鳥栖」

開幕戦で戦い、0−0で鳥栖に引き分けたのが遠い昔のような気がする。どうにか記憶を手繰り寄せ「また引き分けか」という苦い感覚にたどり着ける方もおられるかもしれないが、あの試合が同一シーズンだったとの実感はなかなか湧いてこない。コロナによる社会の停滞を筆頭にこの間、色々なことが起き過ぎた。

そんな今季。リーグ戦で勝てていない唯一のチームがこの鳥栖になる。せっかくだから、全チームから勝ち星を手にしてシーズンを締めくくれればなと思う反面、そう考えすぎて力が入りすぎることもあるのかもしれないと考えて、そのあたりの心境について小林悠に聞いてみた。小林の回答は「全然ピンとこない」だった。拍子抜けしたが、その小林はシーズンを通しての勝ち点やゴール数には意識を向けており、結局は通常の試合と同じ目の前の1試合を勝ちに行く、というスタンスで臨むことになりそう。

つまるところ、平常心が一番ということ。

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