「川崎フットボールアディクト」

谷口彰悟、脇坂泰斗の両選手が天皇杯に向けて取材に応じた【麻生レポート】

天皇杯準決勝を2日後に控えた12月25日の非公開練習後に、谷口彰悟と脇坂泰斗の両選手がwebでの取材に応じた。

リーグ戦終了直後ということで気持ちの切り替えに難しさが出る可能性もあったが、その点について谷口は、リーグ戦を戦っていた時と同じように準備できたのだとしている。

「少し、休みがあって。そこからはいつもと変わらないというか、これまで通りの日曜日に向けたトレーニングということで、サイクルとしてはほぼリーグ戦と変わらないような準備の仕方で、しっかりやっています」

その谷口はカップ戦の難しさに言及。

「勝ったチームが次に進めるって言う本当にシンプルな、カップ戦はそういうもの」だと指摘しつつ「一発勝負というものにどれだけ拘れるかっていうところは大事なポイントかなと思います」と述べている。

一方脇坂泰斗は、記録ずくめのリーグ戦とはまた違ったものが天皇杯にはあるのだと表情を引き締めている。

「リーグこそ最速優勝と最多勝ち点っていうのは取れましたけど、天皇杯は全く別物だと思う」

そうした認識をベースに「目の前の一勝に向けて、チーム全員で取り組んでいかなきゃいけないっていうところで、今週も、全員で高め合ってトレーニング出来ています」と述べている。

また、クラブとして天皇杯は取りたいタイトルだとの話がチーム内でできているとのこと、そのためにも一選手として、攻撃面で働きたいと話していた。

「目の前の天皇杯というタイトル。クラブとしても取りたいと全員で言ってますし、その中で一選手として、なんだろう。攻撃の選手ので得点であったりとか、アシストのところ、あとは攻撃で詰まった時に助けるというところを意識してやっていきたいなと思います」

記録的なシーズンを締めくくる大会にできるのかどうか。国内のタイトルとしては未だ獲得できていない天皇杯にフロンターレが挑戦する。

(取材・文・写真/江藤高志)

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