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【速報レポート】天皇杯準決勝 川崎vs秋田 田中碧が直接FKを決め追加点。2−0で勝利

■三笘薫が先制点を決め、1−0で後半へ
無理せず蹴り合う立ち上がりを経て、10分頃までにはフロンターレがボールを握る展開に。秋田はサイドに出たフロンターレボールを数的優位を保ちつつケア。レアンドロ・ダミアンにCBが厳しくチェックするなどしてゴール前にボールを運ばせないよう試合を進めた。

その秋田に対しフロンターレはインサイドハーフがポジションを入れ替えながら攻撃に参加。秋田の穴を探す。

ボール支配率ほどにはチャンスが作れなかった前半39分。家長昭博からの縦パスをダミアンがダイレクトで大島僚太に渡し、三笘薫へとつなぐ。ディフェンスラインを突破した三笘がGKとの1対1を冷静にしずめ、フロンターレが先制し、そのまま前半を折り返している。

秋田の特徴であるロングスロー、CKの場面で何度かヒヤヒヤさせられたが、基本的にフロンターレペース。このまま油断なく、後半を進めてほしいところ。

■田中碧が追加点
後半に入ってもフロンターレペースは変わらず。
追加点だけが取れなかったが、焦れずに試合をすすめると、後半82分に大島僚太がドリブルで運ぶと、ゴール前でファールを受けた。
このFKを田中碧が直接決めて2−0に。

試合はそのまま2−0で終了。フロンターレが秋田を下し決勝進出を決めた。

(取材・文・写真/江藤高志)

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