「川崎フットボールアディクト」

2021シーズン始動。麻生での練習がスタートする【麻生レポート】

1月25日に2021年のフロンターレが始動した。午前と午後の2部練習になったこの日は、午前の練習がメディア向けに公開された。

全体での練習初日ということで、クラブハウスでは20分ほどのミーティングが行われており10時から練習がスタート。新加入のジョアン・シミッチを除くブラジル人選手と韓国人GKコンビは入国時の待機要請期間中のため不在。またケガのため別メニュー調整中の登里享平も不在だった。練習生1名を加えた25選手での練習初日となった。

まずは体を動かすフィジカル系のメニューが行われ、筋肉に刺激を入れること1時間。すぐにボールを使ったメニューに移行している。10分間の鳥かごのあと、15分ほどパス練習が行われ、最後に別構成の鳥かごを10分ほど行って全体練習は終了している。

15分ほどのパス練習中にシミッチの止める、蹴る、を見てみたが足元の、より近いところに止める技術のレベルが高いことが特徴的だった。どんなプレーを見せてくれるのか、楽しみなところ。

全体練習終了後、選手たちは午後練習を見据えてそれぞれの時間を過ごしたが、その中でも大分から復帰の知念慶、脇坂泰斗、田中碧、イサカゼインがパス練習を行っていて意識の高さが感じられた。

非公開の午後練習と合わせ、2021年のフロンターレが始動した。

(取材・文・写真/江藤高志)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ