「川崎フットボールアディクト」

沖縄合宿最終日(13日目)・札幌戦「45分4本で14点。札幌を圧倒し合宿を締めくくる。ゼロックス杯で始まる21年シーズンに向け、視界は良好だ」【キャンプレポート】

沖縄合宿最終日(13日目)の2月13日は、札幌を相手に練習試合を実施。沖縄合宿を締めくくった。試合形式は45分4本だった。

90分の試合を2試合分実施した結果、出た14対3というスコアには率直に驚かされた。フロンターレは前日の12日に2部練習を行っており、疲労をためているという意味でコンディションは悪かったからだ。そんな状況でのこの試合結果について鬼木達監督は選手たちを褒めている。

「苦しいコンディションの中でやったけれども、そういう意味でいうと、苦しい時間を乗り越えたところでゲームコントロールをなんとかできたりとか。あとはその中でもやらなきゃいけないことの優先順位とか、そういうものをしっかりやれていた」

そして、そうした試合運びについて「すごくポジティブにとらえて」いるのだとしている。

また、「流れが悪くなったときにあとから出た選手がエネルギーを与えてくれたので。そういう意味で言うと、スタートの選手もすごく集中していたし、あとから出た選手もしっかりエネルギーを与えてくれて。そういう意味で言うと、良い相乗効果というか、そういうものがあったと思う」と総括。試合直後の段階ではけが人の報告も上がっていなかったようで、満足行く結果だったようだ。

「攻撃のところに取り掛かってなかった」水戸戦、北九州戦との比較で「この札幌戦は1日2日くらい、1日くらいですかね、正味。それくらいしか攻撃に関してはまだやれてない中でこれだけ取ってくれた」ことを踏まえ「一人ひとりの得点への意識というのが大事なんだなと改めて感じられたゲームかなと思っています」と述べている。

そんな札幌戦の得点経過は以下の通り。

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