リーグとACLを同時に狙う今季。チーム作りの段階を確認する一戦に/ゼロックス杯 vsG大阪【プレビュー】
今季初の公式戦ということで、2月20日にG大阪を相手にゼロックス杯が行われる。リーグ戦開幕1週間前の恒例の試合ということで、以下の点について論じていきたい。
ポイント1「臨機応変さ」
ポイント2「新しい現象への対応」
ポイント3「対策を超える」
■ポイント1「臨機応変さ」
今年の準備期間中のG大阪は厳しい情報統制を行った。練習は基本的に非公開で、練習試合は完全非公開。そのため事前情報はほとんど表には出てこなかった。つまりG大阪のシステムについても手探りな状態ということになるのだが、フロンターレにとっては相手がどう出てこようとも関係はなさそう。
沖縄合宿で行われた練習試合3試合でフロンターレは4バックの2チームと。3バックは1チームと対戦してきた。これら3チームとの間で45分を10セット戦ったことになるが、8セットで勝利。引き分けたのは2セットにとどまった。ちなみに引き分けの2セットは、4バックの2チームとの対戦でのことだった。
ちなみに昨季のフロンターレは公式戦41試合を消化。そのうち敗れたのは4試合で、4バックと3バックの相手は2チームずつだった。
4バックだったのは、リーグ戦第12節の名古屋(0−1)と、ルヴァン杯準決勝で敗れたFC東京(0−2)の2チーム。
3バックだったのは、リーグ戦26節の札幌(0−2)と、リーグ戦28節で対戦した大分(0−1)の2チームだった。
こうして見る限り苦手なシステムというものはなさそうで、G大阪がどう出てこようとも対応はできそう。
なお、G大阪の情報統制について試合前日の公式web会見の席上、鬼木達監督に情報が無い相手との対戦についてどう臨むのか質問が出た。鬼木監督の答えは以下の通り。
(残り 2551文字/全文: 3263文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ