小林悠決勝弾。2−2の後半ATにねじ込む/ゼロックス杯 vsG大阪 【速報レポート】
■三笘薫、前半だけで2ゴール。G大阪をリード
アンカーにジョアン・シミッチを置いて始まった前半は、立ち上がりこそ攻め込まれるが、この時間帯を耐えると、そこからはフロンターレペースに。
8分には右CKから決定機。18分には家長昭博の惜しいシュートがG大阪ゴールを襲った。試合が動いたのは29分。田中碧のキープからタテに反応した三笘薫が運び、GKとの1対1を制した。32分にも分厚い攻撃を三笘がゴールで完結。山根視来のシュート気味のパスをシンプルに押し込んだゴールだった。
G大阪がペースを握る時間帯もあるにはあったが、基本的にフロンターレペースで進んだ前半だった。
■一度は追いつかれるが
後半も立ち上がりからフロンターレペースで進むが決めきれず。そんな60分に1点を返されると、続く67分にはPKを決められて同点に。
その後選手の入れ替えなどもあり、ともに決め手を欠く展開となった。
後半ATには交代出場の塚川孝輝が脳震盪との判定があったか途中交代するアクシデントに見舞われる。
そんな後半90+6分に途中交代コンビが結果を出す。遠野大弥からのパスを受けた小林悠が決めて土壇場で勝ち越し。後半は2失点したが、勝ちきってシーズン最初の公式戦を終わっている。
(取材・文・写真/江藤高志)