「川崎フットボールアディクト」

登里享平・3ヶ月ぶりに練習試合に出場するなど戦線復帰の準備を進める【麻生レポート】

3月27日に行われたweb取材に、今季はじめて登里享平が出席した。

ご存知の通りノボリは昨季リーグ戦最終節の後半アディショナルタイムに負傷。左鎖骨骨折のため手術を受けるなどして出遅れていた。

報道陣に公開された3月26日の練習では元気にフルメニューを消化しており、また浦和戦翌日の22日に行われていたという練習試合にも出場したとのことで「練習試合も時間限定でしたが復帰できて、3ヶ月ぶりでしたが、良かったです」と笑顔をみせていた。ノボリに対しては制限時間上限まで質問が続く状態で報道陣からの関心の高さが伺えた。

そのノボリだが、今季チームが勝ちを積み重ねている状況での合流ということに対し、焦りはなかったのかという質問に対し「それはありますね」と切り出してその率直さに驚きつつ、焦りの感情は試合に出ていたころもあるものだからこそ、出ていない自分により焦りを感じたのだと説明を加えている。

「なんていうんですかね。試合に出てもすごくそういう(焦りの)部分もありますし、より試合に出てないところも含めて、まあ多少部分合流とかもってましたけど。やっぱりそのスピードの部分とか、慣れの部分とか。というところは、そういう部分での焦りはありました」

その一方で、試合に出ていないことで見えているチームの進化のようなものがあるのではないかとの質問については「攻撃にしても守備にしても、よりハードに、なったかなというのも一つありますし。ゲーム運びだったり、スピードを上げる所だったりというところは、まあ開幕して間もないので」と指摘。つまり強度が高くなった一方で、スピードアップしすぎている部分がある可能性についての指摘で、そうした認識に対しゲームコントロールの大事さに言及していた。

(残り 1386文字/全文: 2114文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ