板倉滉と田中碧のボランチコンビ【コラム】【代表】
3月29日に行われたU24の日本代表対アルゼンチン代表戦は、先発のボランチに板倉滉と田中碧が並ぶという、アカデミーから見てきたサポーターには涙モノの試合となった。いいようにやられてしまっていた第1戦とは違い、この第2戦は日本がアルゼンチンを序盤から押し込む展開となった。そんな試合は林大地の先制点に続き、板倉滉がCKから2得点。パスワークで崩しての得点こそ生まれなかったがアルゼンチン代表の反撃をきっちり封じ込め、3−0での快勝という結果に終わった。
この試合後のフラッシュインタビューで板倉が田中からのコーチングについて言及していた。田中からのコーチングについて板倉は「碧のことは小学校から知ってますが、今日もたくさん怒られて」と笑いを取っていたが、それにしてもこの日の田中のコーチングは鬼気迫るものがあったようだ。
今季の田中はフロンターレでもコーチングを見せてきたが、その一つが柏戦でのもの。
家長昭博の決勝点を呼び込む三笘薫の突破と、1−0の勝利に導く守備陣の粘り。チーム力で掴んだ勝ち点3/J1 第4節 vs柏【レポート】
柏戦では「ジョアン!落ちるな!」というコーチングが聞こえてきたが、このコーチングの意図は相手が嫌がるポジションに味方を動かすことでチームを攻撃的に動かし、その結果味方を助けるという事のはず。この文脈でいうと、アルゼンチン代表とのこの第2戦が良かった理由の一つは、田中碧の存在だった。
(残り 887文字/全文: 1477文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
タグマ!アカウントでログイン
外部サービスアカウントでログイン
既にタグマ!アカウントをお持ちの場合、「タグマ!アカウントでログイン」からログインをお願いします。
(Facebook、Twitterアカウントで会員登録された方は「Facebookでログインする」「Twitterでログインする」をご利用ください)