安定感が出てきた守備がFC東京の強力な攻撃陣と対峙。1試合以上の重みを背負い勝利を目指す/J1 第9節 vsFC東京【プレビュー】
去年の味スタでの多摩川クラシコは無観客のリモートマッチで行われたこともあり、サポーターが入っての試合となると2年ぶりになる。
37回目の対戦となるこの試合に向けて以下の点について展望してみる。
ポイント1「CBコンビ」
ポイント2「前からの守備」
ポイント3「出場停止の影響は?」
■ポイント1「CBコンビ」
ここまでリーグ戦9戦8勝1分けと負けがないフロンターレは、試合を重ねることに守備の安定感が増している。リーグ戦4試合目となる徳島戦を2−0で勝利したあと、勝利間際に失点を喫したアウェイの神戸を除く5試合で無失点勝利。9試合を終えての失点4という数字は、試合消化数に違いがあるにせよリーグ3位を記録しており誇っていい数字であろう。
この守備面について、最終ラインの選手、前線の選手のそれぞれからコメントが聞かれた。
例えば谷口彰悟。前節の鳥栖戦後の会見で無失点で試合を終わらせることができたことについて、前線の選手の頑張りに言及。神戸戦の教訓が生きていると話す。
「前線の選手も最後までハードワークしてくれてたので。後ろとしては、そこまで(混乱はなかった)。神戸戦の教訓と言うか。そういうのも生きたと思いますし、(鳥栖の猛攻にも)バタバタすることなく、きちんと終わらせることはできたかなと思います」
その谷口とのコンビについてジェジエウはこんな言葉を残している。
「ここまで去年も昨シーズンも彼とコンビを組んで、素晴らしいシーズンを過ごすことが出来たと思っています。またゲームの中だけではなくて、練習の中でもよりお互いが意識し合いながら、フィットして行けるようにコミュニケーションを取ってます」
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