粘る福岡を振り切り勝利。期待された選手たちが結果を残す/J1 第19節 vs福岡【レポート】
J1 第19節
4月14日(水)(19:03KICKOFF/等々力/6,958人)
川崎 3 – 1 福岡
■チャンスをものにする決勝弾
節目節目でチャンスを与えられてきたことが、知念慶の能力を映し出しているように思う。知念はこの福岡戦までのリーグ戦10試合中ベンチ入りしたのは4試合。出場時間は最長でも10分間に限られていた。その知念が福岡戦で今季初先発し、いきなり結果を出した。
1-1で迎えた後半55分。遠野大弥のシュート性のパスをとっさに出した足で合わせ、これが決勝弾となった。その瞬間のことについては「詳しくはあまり覚えていないんですけど」と話す知念は「大弥がシュート打ったこぼれを詰めようと思って、中に入ったら本当にボールが来たので。うまく触ってゴールできたと思います」と振り返っている。
今季はじめてもらった先発のチャンスで結果を出した知念は「今年は特に川崎はメンバー争いが激しくて、なかなかチャンスが回ってこない中で、今日初めてスタメンていうチャンスをもらえて。その中でゴール出来たっていうのは、FWとして素直に嬉しいですし」と話し、「絶対今日、このチャンスをものにするつもりで試合に臨んだので。ほっとしてると言うか、安心しました」と安堵していた。
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