「川崎フットボールアディクト」

旗手怜央の復帰戦でのゴールが試合を動かす。名古屋の堅守をこじ開ける4得点でライバルを下す/J1 第22節 vs名古屋【レポート】

J1 第22節
4月29日(木)(15:03KICKOFF/豊田/9,693人)
名古屋 0 – 4 川崎

■試合を決めた先制点

旗手怜央が決めた前半3分の先制点が試合を動かしていた。名古屋に与えたダメージは大きかった。

柿谷曜一朗はあの1点が名古屋に重くのしかかったのだと話す。

「いつもと変わらず自分たちが準備してきたことを100%試合に出すということを意識してやりましたけど、早い段階で失点してしまって。チームとしてかなり後ろ向きになってしまったかなというのは感じてます」

「後ろ向きに」という重い言葉について改めて問われた柿谷は、自分たちの準備が水泡に帰したことが心理的負担になっていたのだと説明した。

「その試合にかけてみんなが準備してきた中で、失点したからといって全てが崩れるわけではないですけど。自分たちの、しっかり守って勝つっていう、気持ちに少し、先制点が重くのしかかったのかなと思います」

米本拓司は1失点目で下を向いてしまったと振り返る。

「立ち上がりに失点してしまって、それが立て続けに続いてしまったのは、この敗戦になったと思いますし、あそこで1点取られても下を向かずに、前半1−0で終われるくらいの気持ちでやれればよかったと思います」

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