ヒリつく展開の末のドロー決着/J1 第16節 vs湘南【速報レポート】
■ミスでペースダウン。前半のうちに修正したが0−0で前半を終える
立ち上がりに細かいミスが連続。プレーが断絶したことでリズムを失い、入りが難しくなった印象がある。ともに落ち着かない試合展開になってしまったが、それでも飲水タイムを経てフロンターレがボールを収められるようになって握る時間が増えていった。
ゴール前をガッチリ固める湘南に対し、小林悠をターゲットにシンプルにクロスを入れたり、足元でつなぐ攻撃で押し込んだりと、バリエーションのある攻撃で湘南ゴールに迫るが、ゴールは割れず。
危ない場面こそ作られていないが、0−0で前半を終えている。
■沸騰してのドロー
後半立ち上がりにボールを握られると、56分に山田直輝に押し込まれて失点。先制点を奪われてしまう。選手交代を準備している時間帯の失点だったが、その直後の3枚替えで形成は逆転。フロンターレが握る展開に。レアンドロ・ダミアンの66分の同点ゴールはVARからOFRを経てノーゴールになるが、82分にダミアンがオーバーヘッドをねじ込んで同点に。
その後お互いに2点目を狙い続けるが、ともに勝ち越しには至らず。ヒリつく試合終盤の攻防を経て、1−1で決着している。
(取材・文/江藤高志)