「川崎フットボールアディクト」

フィリピン王者との対戦。北京よりは強いが、必ず勝たねばならない相手だ/ACL GS第3節 vsユナイテッド【プレビュー】

ACL2連勝中のフロンターレの次なる相手は、フィリピンからエントリーのユナイテッド・シティだ。3、4節と連続して対戦するユナイテッドとの対戦について、以下の点について展望していく。

ポイント1「決定力に難あり」
ポイント2「奇数節」

■ポイント1「決定力に難あり」
ユナイテッドについてはここまでのGS2戦の戦いをみる限りグループ3番手の実力を持つチームとの印象を持った。この点に関連し公式会見で鬼木達監督が「北京とユナイテッドの違いで言うと、単純には体格差というものがあります」述べていた。平均年齢で20歳を下回る北京はプロとしての体がまだできておらず、そういう意味では確かにユナイテッドの方が体格は良かった。

そのユナイテッドと北京とが対戦した大会初戦は1−1で引き分け。前半28分に先制したユナイテッドは、ゴールを決めたシュテファン・シュレックを起点に、同サイドの嶺岸光との連携で北京を押し込んでおり、試合を通して優位性を保っていた。再三に渡り2点目のチャンスを掴んでいたユナイテッドの攻撃には注意が必要な一方、追加点を奪えなかったという点で、決定力に難があったのも事実。シュレックの突破を許したとしても慌てず、ファールしないことを意識して対応すれば失点は抑えられるのではないかと考える。なお、大邱と対戦した第2節は0−7で大敗。地力の差が明らかにでてしまっていた。

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