「川崎フットボールアディクト」

鬼木達監督、谷口彰悟、レアンドロ・ダミアン/J1 第18節 vs清水【試合前コメント】

第18節の清水戦を前にしたクラブ提供のコメントです。

○鬼木達監督
「ACLグループステージを全勝で帰ってくることができました。今までのACLとは試合間隔も環境もまっく違った中、今回チーム全員で遠征に行くことができたのが大きかったです。全員が力を発揮してチームの底上げを図れたのと同時に、全員で協力してグループステージ突破できたのは一番喜ばしいことです。力の差がある相手もいましたが、そういう相手にも数字で差を示せたこともよかったです。
あとは5戦目の大邱戦です。スタジアムが変わって今まで味わったことがないような蒸し暑さと、今までプレーしたことがないようなグラウンド状態でしたが、タフに戦って勝てたこともチームとしての収穫でした。
中2日の6連戦でスクランブルの状態だったので、いろいろなことにチャレンジしようと僕自身思っていましたし、選手もそういう気持ちでいてくれました。いろいろなポジションに入って新しい一面が見えた選手もいましたし、意欲的に楽しんで取り組んでいる選手もいます。そこはポジティブなところですし、Jリーグでも生かしていきたいです。
今回の対戦相手の清水はここ数試合勝ちと引き分けで来ているので、チームとしての勢いが出てきている印象です。自分たちとしてはACLから帰ってきて、対日本のチームということで全員の頭を揃えていかなければなりません。遠征の疲労感があるとしても、充実感もあるなかで日本に帰ってきました。当然タフなゲームになるでしょうが、自分たちのやるべきこをとやれば必ずいいゲームができると思っています。
今回ウズベキスタンからの長距離移動もそうですし、新型コロナウイルスの影響もありました。スケジュール的にトレーニングができない日もありましたが、そういったことも含めて自分たちはタフになっていかなければならないと思っています。今回言い訳を考えればいくらでもありますが、そこに目を向けずに自分たちのやるべきことをやって、しっかり勝って、精神面でもサッカー面でも成長したいです。すべてを力に変えていけたらと思っています」

○谷口彰悟
「ひとまずACLグループステージ突破を決めて帰ってくることができたので、いい雰囲気で日本に戻ってくることができた。長期遠征だったのでみんなひと息つきたいかもしれないが、その前に今回のリーグ戦、天皇杯と大事な2試合が残っている。気を引き締め直して、勝ち続けられるよう準備をしたい。
清水はしっかり守備をしてくるチームという印象。前線には外国籍選手を中心に個で打開できるアタッカーがいて、フリーキックやコーナーキックといったセットプレーの一発も持っているチーム。一瞬たりとも気を抜くことはできない。ただ、自分たちがやってきたことをピッチで出せれば、そういったものを上回れると思っている。自信を持って試合に臨みたい。
ACLは中2日での試合が続いて、前日1日で準備をしてきた。その経験をこんなにも早く生かす場面が来たのは、ある意味前向きにとらえている。ACLでもみんなでいい準備をしながら、力を合わせて戦ってきた。そこは継続していきたい」

○レアンドロ ダミアン
「ACLグループステージはタフな環境での試合だったが、チーム全体でグループステージを戦うことができた。選手を入れ替えながら、休養しながら、みんなでうまく戦うことができたと思っている。
清水は能力の高い選手がたくさんいるチームなので、今回も難しい試合になると思っている。ただ、自分としては帰国してからいい準備はできていると思っている。できることをピッチで精一杯表現して、Jリーグでも勝ち続けることを望んでいる。
ACLグループステージは選手、スタッフ全体で勝ち抜くことができたと思っている。Jリーグでも同じようにみんなで戦うし、戦っていけるんじゃないかと思っている」

(コメント提供/©川崎フロンターレ 写真/江藤高志)

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