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「川崎フットボールアディクト」

鬼木達監督の涙を力に。遠征と隔離生活ラストマッチで勝利を/天皇杯3回戦 vs千葉【プレビュー】

この天皇杯3回戦が終わればチームは中断期に入る。隔離生活自体は27日までは続くが、気持ちは休まることになる。苦手の尹晶煥監督率いる千葉が相手だが、強いフロンターレのサッカーで勝利してもらいたい。

ポイント1「鬼木達監督の男気」
ポイント2「予想される厳しさ」
ポイント3「縁のある難敵」

■ポイント1「鬼木達監督の男気」

試合前のwebインタビュー後、鬼木達監督が取材陣に発したのは「すみませんでした、ちょっと感情的になってしまってすみません」との謝罪の言葉だった。監督として、取材対応中に言葉をつまらせたことに対しての発言で、謝る必要はなかったのだが、そこで一言添えるところが鬼木監督らしかった。

鬼木監督が言葉を詰まらせたのは、この千葉戦を前に新たに選手1名の陽性が判明。その準備の難しさについての質問に答えた時のことだった。

「感染してしまった人たちが…、ぼくは彼らに電話とかもしているときに、必ず、『すみませんでした』という言葉が返って来て。なんか、まあ、そういう言葉を言わすというのはすごく辛くて…(涙で言葉を詰まらせながら)」

コロナ陽性判定を受けた本人からの謝罪の言葉が鬼木監督には辛かったのだと話す。そう話すのが鬼木監督という人の感性で、もらい涙を耐えるのに必死だった。

と同時に鬼木監督は、清水戦に臨む選手たちに「清水戦も、そういう人たちに、心配をかけないようにというか。勝てば、申し訳ないとか、そういう気持ちもなくなるから。必ず勝とうと」伝えていたのだという。

サッカーにおいて「必ず勝つ」という言葉の重さはサッカーを長年見てきたサポーターのみなさんはよく自覚されているかと思う。そのプレッシャーの中で選手たちは奮戦し、清水戦では結果を出した。改めてすごいチームだと思う。

今回、新たに選手1名の感染と1名の濃厚接触が判明したが、彼らに心理的な負担を与えないためにもこの天皇杯はどうしても勝ってほしいと思う。陽性者が出た影響は勝敗を左右するレベルにはなかったのだと示してほしい。もちろん、長野戦がそうだったように簡単な試合にはならないだろう。それでもハンディを跳ね返す姿を見せてほしいと思う。

■ポイント2「予想される厳しさ」

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