「川崎フットボールアディクト」

思い描いていた未来に向け、踏み出した一歩【コラム】

三笘薫という選手の根幹にある「止める蹴る」が形作られたのは小学生時代のこと。

「小学校の高学年から止めて蹴るっていうのはこだわってきました」と話す三笘は「ボールを止める重要性ってのは、フロンターレの下部組織から教わってきたので」と言う。

「ボールを止めることができなければ、パスに移行することもできないですし、顔を、上体を起こすこともできない」

三笘が、サッカー選手としての基礎的なスキルはもちろん、サッカーとの向き合い方を徹底的に教わったのが当時川崎U12を率いていた髙﨑康嗣さんだった。

「一番影響を受けたと思ってるのは小学校の頃の高崎さんという方でした。その時、僕自身初めてフロンターレに入りましたけど。その時点でプロになるというか、世界を目指すことを意識づけされました」

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