「川崎フットボールアディクト」

チームとしての成長を結果で証明/J1 第29節 vs徳島【レポート】

J1 第29節
9月18日(土)(18:33KICKOFF/鳴門大塚/6,464人)
徳島 1 – 3 川崎

■ピッチコンディション

これまでの経験が、着実に結果に結びついた。そんな試合だった。

生かせた経験の1つ目は、ピッチコンディション。

勝ち越し点となった2点目の鮮やかな連携を傍目に、水が浮いて見えたピッチでのあのパスワークは簡単ではないのだろうなと感じた。試合後に取材対応してくれた脇坂泰斗にその点について聞いてみた。脇坂は開口一番ACLの経験を引き合いに「ストレスはなかった」のだと言う。

「でも、韓国に行って、下が固くてボコボコ跳ねるってよりかは、水が含んでいて、滑りやすく、ボールが走りやすい、良いピッチだなっていう感覚はあったと思う」と話すと「ピッチの状況っていうところでいうと、あまりストレスはなかったかなと思います。良いピッチだったと思います」としている。

試合前に水を撒くくらいだから、水を含むほどの重い状態ではなかったようで、結論から言うとパスワークには支障はなかったようだが、そんな中意識するべきはパスをずらさないことだったという。

「パスをずらさないというところが大事になってくるかなと思ってました」

そういう意味で2点目は必然的な得点だったという。

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