2戦連続後半ATの逆転弾で劇的勝利/J1 第30節 vs湘南【速報レポート】
■先制点を奪われた前半。チャンスを決めきれず、0−1で後半へ
立ち上がりこそチャンスを作っていたが、決定機を決めきれず。逆に時間の経過とともに湘南に握られる時間帯が増えていく。15分にはボールロストからのカウンターで、田中聡に先制を許してしまった。
フロンターレは4-4-2で試合を進めており、シンプルにクロスを上げた反面、中央では崩しきれず。宮城天の積極的な仕掛けやシュートなど、チャンスが無いわけではなかったが、枠を捉えないとゴールは決まらない。
5-3−2で守る湘南の守備を崩せないまま前半を0−1で折り返している。
■旗手怜央と知念慶の2ゴール
後半開始からの3枚替えでフォーメーションを変更した後半、マルシーニョの突破で湘南の右サイドを脅かすなど、ボールが前に運べるように。収まりどころができたという点で流れの良さが感じられた。
66分に山根視来のクロスを旗手怜央が頭で決めて同点に追いつくが、そこからは一進一退の展開となった。
湘南のチャンスをしのぎつつ逆転ゴールを狙った後半AT。家長昭博からのクロスを知念慶が頭で合わせ逆転弾。2戦連続の劇的な逆転勝利となった。
(取材・文・写真/江藤高志)