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後半のペースアップで逆転勝利/J1 第28節 vs神戸【速報レポート】

■神戸の個人能力の高さに手こずる前半。0−1で折り返す

立ち上がりこそいい形を作れていたフロンターレだが、徐々に神戸に主導権を握られると、13分にイニエスタからの縦パスを大迫勇也が受けてクロス。武藤嘉紀に押し込まれて先制を許した。

先制した余裕もあるのか、神戸は左右を大きく使いながらフロンターレを走らせ無理することなくボールを保持。1点がほしいフロンターレはボールを奪い返すのに苦労した。

前半終了間際に複数回ボックス内に入り込む場面を作っていたが、ゴールまでにはつながらず。苦しみながら後半を向かえる。

■後半逆転
後半から試合は転換。

決定機が続いた試合は、53分に得たPKを家長昭博がミス。ただその3分後にも再度PKを奪取すると、これをレアンドロ・ダミアンが決めて同点に追いついた。

試合はその後もフロンターレペースで推移すると、72分に山根視来のクロスがオウンゴールを誘い逆転。その後ボランチを2枚に増やし、試合を終わらせに入るフロンターレはそのタスクを完遂。

後半85分の家長の得点で3点目を奪いダメを押した。

試合はそのまま3−1で終了。3試合連続の逆転勝利となった。

(取材・文・写真/江藤高志)

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