勝負の5連戦の5試合目。勝って5連勝で締めくくりたい/J1 第31節 vsFC東京【プレビュー】
FC東京との多摩川クラシコで蔚山遠征後の5連勝は終了。ライバルとの対戦だということを考えても勝って終わりたい一戦だ。
ポイント1「鬼木達監督の強い思い」
ポイント2「攻守の特徴」
ポイント3「メンバー編成」
■ポイント1「鬼木達監督の強い思い」
ACL蔚山遠征からの5連戦もこのFC東京戦が5試合目。直近の逆転勝利3連戦を含めた4連勝は心身のコンディションを考えれば望外の結果だと言える。
またフロンターレにとって重荷になっていた隔離期間は神戸戦が行われた9月29日23時59分で終了しており、各選手隔離措置は解除されているとのこと。この件に関し、自宅に戻ったチョン・ソンリョンは「(家は落ち着きますかという質問)そのままですね、家はいいです」と笑顔をみせていた。
鬼木達監督は繰り返し選手たちの疲労は隔離措置によるものが大きいとの趣旨の発言を行ってきた。神戸戦からは中2日しかない一方で、心身ともにリフレッシュして臨む試合ということになりそう。
そんなFC東京戦は、鬼木監督が特に重視してきた5連戦を締めくくる大事な1戦となる。劇的に敗退したACLからの5連戦は、言い訳ができる連戦だった。だからこそ、鬼木監督は大事にしたいと述べてきていた。そうした言葉の一つが、湘南戦前にも紹介した次の言葉だった。
「この5連戦は自分の中で、すごく重要になる、なんとなく向かっちゃいけない5連戦だというのが頭にあって。ただそれを選手にどう表現していいのかという。この思いを伝えなくては後悔する」
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