「川崎フットボールアディクト」

レアンドロ・ダミアン、チーム最優先の姿勢でも得点王に肉薄【コラム】

レアンドロ・ダミアンが11月25日に来季の契約合意を発表したが、そのダミアンの凄さについて山根視来がこんな言葉を残している。

「(先日の)セレッソ戦で2点取った後に、マルシーニョのゴール時」と話し始めた山根は「得点ランキングは僕らも気にしますし、ダミアン自身も多分、ストライカーだから取りたいと思うし」と述べる。だからこそハットトリックが狙える場面でチームプレーを選択したダミアンに驚いたという。

「ハットトリックが狙えるチャンスで、プレー自体はミスだったんですが、ヤストに落とすボールだったんですが、そこで正直打ってボールがどこかに行っても、誰も何も言わない」場面であるにも関わらず「チームプレーができる、ダミアン。あれだけの実績があって、あれだけのゴールを決めれる選手がそういうプレーを選択できるというのは、本当に尊敬に値するというか、素晴らしい選手と一緒にサッカーできているんだろうなというのは、感じました」と山根。

今季ダミアンには何度も得点王についての質問が出たが、その都度、まずはチームプレーだと口酸っぱく繰り返してきた。そしてその言葉が、本心から出たものだと示したのが、C大阪戦でのマルシーニョのゴールの場面だった。

そんなダミアンは25日の取材時にも得点王への思いについて聞かれ、これまでと変わらない言葉を残している。

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