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PK戦の末に敗れる/天皇杯準決勝 vs大分【速報レポート】

■握る展開の中、0-0で後半へ
立ち上がりからボールを握ったフロンターレが、じわじわと大分陣内に攻め込む展開。枚数を懸け、ゴール正面からゴールを目指した。

耐える大分が時折使うロングボールに最終ラインが揺さぶられる場面もあったが、上手くカバーしてこれを防ぐ。

ゴールに迫るフロンターレではあったが、最後のところで決めきれず。0-0で前半を折り返している。

■均衡破れず

丁寧に攻撃を続けるフロンターレに対し大分は必死のディフェンスでこれを跳ね返す。

フロンターレは持ち前のパスワークでこじ開けようと攻撃を繰り返すが、あと一歩のところで崩しきれず。

大分もカウンターやセットプレーからチャンスを作るが、こちらもフロンターレ守備陣が防ぐ。

試合は前後半を戦って0-0で終了。延長戦に入る。

■依然0-0
超ハイペースの延長前半、フロンターレが何度もゴールに迫るがゴール破れず。
0-0で延長後半へ。

■逃げ切れず
延長後半113分に小林悠が先制点。逃げ切りを図るが、遠野大弥の負傷退場などの不確定要素が入ったことで、120+1分にエンリケ・トレヴィザンに失点を喫し、1-1に。

その後フロンターレはゴールに肉薄するが、決めきれず。1-1のまま試合終了。

勝敗は今大会3回目のPK戦にゆだねられることとなった。

■敗戦
PK戦、先制の大分の一人目、下田北斗のキックはポストにあたり枠を外れたが、チョン・ソンリョンの背中に跳ね返りゴール。不運な失点でスタートしたPK戦は、2人目がともに外して迎えた4人目の塚川孝輝がポストに当てて決められず。
決められれば試合終了の5人目をソンリョンがセーブするなどしてサドンデスに入るが、7人目の山根視来が止められ、敗退となった。

(取材・文・写真/江藤高志)

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