小林悠の先制点を守れず。高木駿、下田北斗の活躍を許しPK戦の末に敗退/天皇杯準決勝 vs大分【レポート】
天皇杯準決勝
12月12日(日)(14:00KICKOFF/等々力/17,595人)
川崎 1 – 1 大分
PK戦 4 – 5
■キープレーヤー
試合後の両監督の会見は、その試合についての所感を述べるところから始まる。敗れた鬼木達監督も、勝利した片野坂知宏監督も、自らが振り返る試合のコメントの中に、共通の選手の名前を上げていた。大分の高木駿だった。
大分のゴールを守る高木は、PK戦はもちろん、試合の中でもフロンターレに立ちはだかる壁となっていた。
「相手のキーパー高木がね、やっぱり駿がすごく当たってましたし、それをこじ開ける作業をもっともっとね、これから先、これはもう来年に向けてですけど、やらなきゃいけないなという風に思ってます」
試合を終え、どこか吹っ切れたような表情でそう述べる鬼木監督に対し片野坂監督は「絶対王者の川崎さんに対して、我々がどういうふうに勝てるかっていうところをスタッフと共に準備して。選手はそれを信じて粘り強くやってくれましたし、高木駿のビッグセーブがなければ、勝ち上がることができなかったゲームだなと思います」と述べて、守護神の働きを称えていた。
(残り 2844文字/全文: 3319文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ