監督の采配力とチャンスをものにした2選手の決定力。苦しんだ後半を耐え連敗を阻止/J1 第2節 vs鹿島【レポート】
J1 第2節
2月26日(土)(15:03KICKOFF/カシマ/27,234人)
鹿島 0 – 2 川崎
■采配ズバリ
鬼木達監督に、選手起用について聞いてみた。鬼木監督が横浜FM戦から入れ替えた3選手についてだ。まずは知念慶と小林悠について。
「本当に前へのパワーという意味で知念と悠のところは、自分たちのストロングであり、相手の嫌がるところでもある」
その前へのパワーが狙い通りの形として現れたのが開始2分の先制点だった。樋口雄太とパス交換していた関川郁万のパスを知念が引っ掛けて左足を強振。ゴールを射抜いた。その知念は左ウィングに入った小林とともに鹿島を圧迫して、一方的な展開になった前半のフロンターレの攻撃を牽引した。
「かなり苦労する場面が多くなる」と想定した鹿島戦での佐々木旭の起用は途中交代出場した横浜FM戦のプレーぶりを鬼木監督が評価したため。また、今後、シーズンを通して戦っていく中で「人のところも少しずつ増やしていかないといけないと思っている」との思いもあったのだという。
その佐々木が、前半17分に追加点を決める。
(残り 2123文字/全文: 2579文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ