2022年03月09日 15時59分　
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パリ五輪を目指すU21日本代表が、3月9日に練習試合を行った。対戦相手は横浜FMで、45分を2本の方式だった。

フロンターレから招集の宮城天は、前半の23分頃から交代出場すると、後半55分の小堀空のゴールをアシスト。スピードでマーカーをちぎり、冷静に折り返してのアシストとなった。

宮城はその後、66分ごろに交代。前後半合わせて40分ほどの出場時間を考えれば1アシストはまずまずの結果と言えそう。ただし全般的なプレー面では仕掛けでのボールロストがなかったわけではない。もう少し精度を高め局面を打開する強烈な個性を示してもらいたいところ。

なお、U21日本代表は3月23日から29日にかけて行われるドバイカップに出場する。このチームへの招集を目指し、フロンターレでのポジション争いに注力してもらいたいところだ。

後半開始前に、ピッチ内でチームメイトが組む円陣に遅れて加わる宮城天、17番。他の10選手が集まる中、一人だけ左サイドに立っておりしばらく気が付かず。円陣を組まないフロンターレの感覚で臨んでしまったものと思われる。

（取材・文・写真／江藤高志）