「川崎フットボールアディクト」

4月連戦スタート。相手の長所を消しつつ勝利での記録達成を期待/J1 第6節 vsC大阪【プレビュー】

■4月連戦のスタート

“川崎ユニット”の大活躍もあり、日本代表はワールドカップ出場権を獲得。代表招集されていた山根視来は急遽与えられたチャンスを最大限に活かし、オーストラリア戦の勝利に貢献。また谷口彰悟も出場したベトナム戦で生き残りに向けてアピールした。

その彼らがワールドカップ最終予選を戦っている間にもフロンターレは練習を継続。4月の9連戦に備えてきた。

代表ウィーク中にフロンターレは練習を2コマ公開。見た感じではチームの状態は良さそうだ。ケガ人が皆無というわけではないが、開幕戦で負傷していた車屋紳太郎が全体練習に復帰しており、居残り練習まで消化。すでに戦力として働ける状況にまで回復しているものと推察する。連戦中は戦力の損耗を減らすために適切なターンオーバーが必要で、鬼木達監督はそうしたチーム編成で過去に結果を出してきた。一定の確率でケガがあることを考えても車屋の存在は心強い。

総力戦必至の4月は、このC大阪戦を皮切りに連戦が始まる。そんな過密日程を前に鬼木監督に展望を聞いてみた。

「まあまだ、そこまでね、深くは考えてないんですけども」と話し始めた鬼木監督は「ただ、この1戦目。まずJリーグで言うと、セレッソ、磐田、柏っていうゲームがあるので。この1戦目が終わったら色々考えていく必要はあるのかなという風に思っていますね」と口にする。

「やっぱり、チーム全員で戦っていかなきゃいけない」連戦だということもあり「そこのところはチーム一丸となって、やって行けるような状況を作り出したいなと思っています」と話していた。

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