「川崎フットボールアディクト」

広島のミックスゾーンでの思い出話【コラム】

コロナ禍発生以降、初めてミックスゾーンが設定されたアウェイの広島戦(2022年3月19日第5節)後のこと。佐々木旭がユニフォームを手に、広島のロッカーの方に歩いて行く姿を見かけた。流経大の同級生である満田誠、仙波大志といった選手に会いに行ったのかなとは思っていた。

この件について改めて聞けた。

「試合終わったあと、ユニフォームは2人と交換して。マネージャーでも1人、同期で行ってるので。3人の同期がいたので。大学時代の話だったり、最近どう?っていう会話を長々としていました(笑)」

ユニフォームは1枚だけだと思っていたので、まさか2枚だとは思わず。さらに同期のマネージャーも交えて話ができたとのことで「本当に仲良い3人だったので。すごい会えて嬉しかったです(笑)」と笑顔を見せていた。

ちなみに満田は4月2日の湘南戦で決勝点をマーク。そのことについて「満田が点取ってたので。すごい悔しい気持ちもあります」と佐々木。同級生の活躍を意識し、悔しがるところに競争心が伺える一言だった。

なお、佐々木は今季リーグ戦1得点。チーム内得点王は、2点でレアンドロ・ダミアン、山根視来、知念慶、マルシーニョ、家長昭博の各選手が並んでいる。ということで次節磐田戦でゴールして2点の選手たちに追いつくよう促したところ「はい、そこは狙っていきたいです(笑)」と力強かった。

もちろんサイドバックとしては守れることが第一なのだが、そこに点が取れるという付加価値が付けば山根のように代表に関わるチャンスも広がる。代表を視野に、まずはフロンターレでの活躍を期待したいと思う。

(残り 703文字/全文: 1405文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ