「川崎フットボールアディクト」

鬼木達監督、宮城天選手(MOM)/ACL2022 GS第2節 vs広州【試合後コメント】【公式会見】

○鬼木達監督
「スタートから選手が非常にアグレッシブに戦ってくれたことで、望んでいた先制点を取れたこと。また、得点を重ねられたことが、今日の勝利につながったと思います。そういう意味で言うと、選手のアグレッシブさに感謝したいです。
力の差を出せるかどうかは自分たちの姿勢だと思っていたので。そういう意味で言うと、結果としていいものを与えてくれたと思います」

○宮城天
「勝つことが絶対条件の中で、最低限の結果を得ることができましたし、早い時間に先制点を取ることで、自分たちも楽に試合を進められたと思いますし。そこから緩めずに、複数得点を取ることもできたので。とても良い結果だったと思います」

【質疑応答】

――(鬼木監督に)10選手を入れ替えることはリスクだと思いますが、その決断についてと、送り出した選手たちの働きぶりについて教えて下さい。
「この大会が始まる1ヶ月、もう少し前からかもしれませんが、その時からこの大会は総力戦になるという話をしていたので。当然、多くの選手を変えるのは難しいところはありますが、ただ、自分が促していたなかで、自信をもって、送り出せる状態だったので。そういう意味で言うと、心配せずに送り出せたと思います。また選手たちも期待に答えてくれました。また今シーズン、なかなか得点でむずかしいところがありましたが、3点以上しっかり取れたところも素晴らしかったので。今後もこういう形で総力戦で続けていければと思います」

――(宮城選手に)相手のラインの裏をよく取れてましたが、そのあたりの連携について教えて下さい。
「相手のラインが高かったことと、5バックで、中を固めてくるということがあったので。自分は試合前から、チーム全体としても相手は、ラインで足が止まるところを狙っていこうという話をしてましたし、自分自身も試合に入ってみて、裏を取ることが効率的だと思いましたし、ゴール前まで速いと思ったので、そういう選択をしました」

――(鬼木監督に)事前に戦術を用意していたと思いますが、選手は事前に用意した戦術に沿ったプレーをしてくれていましたか?
「相手の戦術的な守備の形も予想との違いはありましたけども、そういう意味で言うと、基本的には自分たちの崩しの狙いを、普段からやってるものをシンプルに出してくれたかなと思います。普段のトレーニングをそのまま出した、というのが大きいかなと思います」

――(鬼木監督に)チャナティップの評価を。
「非常にチームの力になってくれたと思います。パスをうけるところもそうですし、出すところもそう。今日は望んでいた得点も取ってくれたので。力になってくれたと思います。なかなか新しい選手はチャナティップだけでなく時間がかかると思いますが、そういう意味で言うとしっかり見守りながら行きたいと思います」

――(鬼木監督に)監督へ、この結果を受けて今後の試合に向けて満足な結果ですか?
「そうですね、選手の戦う姿勢をすごく評価しています。このゲーム、簡単ではないと思っていたので。そういう意味では得点のところもそうですし、チャンスをできるだけ与えずに、こういう形で乗り越えられたことは、非常に満足しています。ただ、ここから難しいゲームが続いていくので。そこはチーム全員で引き締めていかないといけないと思います」

――(鬼木監督に)チャナティップは次の試合にまた出られるようなプレーを今日していますか?
「いろんな信頼は自分もそうですし、チームメイトにも与えられるような結果を出したと思います。ただ、本当にこの、選手選考のところで言うと、外国人枠もありますし、疲労のところもある。そこは色々考えながらこの大会は臨んでいきたいと思います」

(取材・構成・写真/江藤高志)

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