改めて設定する高い目標と、切り替え/J1 第12節 vs清水【プレビュー】
■改めて、高い目標を課す
ACL最終節の広州戦後、グループステージ2位が確定した直後からはさすがに切り替えているように見えた。憔悴の中にさらに脱力と落胆とを混合させたような表情を見せていた鬼木達監督は、その心境からはさすがに脱しているように見えた。5月3日と5日とに行われたWebでの取材時の鬼木監督の表情からは穏やかさが見て取れた。ACLは敗退したが、国内での戦いはここからが本番だ。指揮官がいつまでも引きずるわけにはいかない。
そんな鬼木監督は、この清水戦に向け、重視すべきものとして「アグレッシブに攻守ともに、どんだけ行けるのかというところだと思います」と話す。すなわち「圧倒しようっていう話」なのだと話す。それは鬼木監督が就任して以来、チームのポリシーの主軸に据えてきた価値観でもある。
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